スナガニのバッグが完成いたしました。
浜辺の砂はフレンチノットで表現しています。
針に糸をクルクルと巻いてから引き抜く作業の繰り返しです。
粒のひとつひとつが集まると、動きが生まれて砂浜のようです。
海の砂浜も、小さな砂つぶの集まりですが、
砂の正体は、海の貝や珊瑚が砕けて削られたものであったり、
周辺の山の砕けた岩石や鉱物が河川によって運ばれたものだそうです。
今回の作品では、砂つぶにビーズを少し使用しています。
カニの背中や足元に縫いつけました。
ビーズを選ぶことであったり、
形や大きさ、色、素材などを決める時、
作品を作ることは、選択の繰り返しです。
作ろうとするものの正体を少しでも知っていると、
違ってくることもあるのかなと思います。
e.no.bag のバッグは、作るたびに少しずつ、わずかに変化している作品が多いです。
作り手のわがままでもありますが、楽しんで頂けたら嬉しいです。
いつも楽しみにして下さり、本当にありがとうごさいます。
大変お待たせいたしました。
まもなく販売いたします。
・(スナガニ ノ バッグ 2017 )
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終了いたしました。ありがとうございました。